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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年11月15日
国際電気通信連合加盟国、温室効果ガス排出削減で合意
(国連より)
国連は10月31日、南アフリカのヨハネスブルグで行なわれていた国際電気通信連合(ITU)の世界電気通信標準化総会が、「情報通信技術の利用によって排出される温室効果ガスを、国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)の枠組みに従って削減していくことで協力する」と合意し、30日に閉幕したと発表した。同総会は約100カ国から800人近くの情報通信技術専門家が一同に会し、10日間行なわれた。
総会でITU加盟国が採択した決議では、「気候変動対策の取り組みにおいて、そしてあらゆる業界における排出量制限、ひいては排出量削減の取り組みにおいて、情報通信技術は重要な緩和要因になりうる」と認め、そのための手だてとして、「エネルギー効率の良い機器、アプリケーションおよびネットワークの導入、開発そして環境的に健全な廃棄」を挙げている。また「3年以内にITUの気候ニュートラル化を達成する」との約束も含まれている。
ITUによれば、情報通信技術利用による排出量は世界の総排出量の2~2.5%で、情報通信技術がさらに普及すると、排出量も増加する可能性が高いという。
DSR指標= DSR指標とは?
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20081115_1.html
国際電気通信連合加盟国、温室効果ガス排出削減で合意