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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年02月04日
世界経済フォーラム報告書:グリーンな投資に5,150億ドルが必要
(世界経済フォーラムより)
スイス、ダボス発―世界経済フォーラムは1月29日、「グリーンな投資:クリーンエネルギーのインフラに向けて(Green Investing: Towards a Clean Energy Infrastructure)」という報告書を発表した。
同報告書によると、現在から2030年までにクリーンエネルギーに年間5,150億ドル以上を投資しなければ、炭素排出量は科学者が持続不可能だと見なされるレベルに達し、世界の気温も2℃上昇する。
また、将来のクリーンエネルギーのインフラへの移行で大きく貢献すると期待されている、沿岸・沖合い風力発電、太陽光・太陽熱発電、自治体の太陽を利用する廃棄物熱源転換、砂糖由来のエタノール、セルロース系および次世代バイオ燃料、地熱発電など、8つの新しい大規模なクリーンエネルギー部門も挙げられている。
報告書の著者の世界経済フォーラムのマックス・フォン・ビスマルク氏とアヌラダ・グルン氏と、新エネルギーファイナンス(New Energy Finance)のクリス・グリーンウッド氏とマイケル・リープライヒ氏は、「エネルギーの不安と気候変動という二つの脅威に対処するためには、エネルギーインフラへの莫大な投資が必要である。持続可能な低炭素経済を構築するには、投入される資金がすべて、『同時に複数の役割を果たす』ようにしなければならない」と述べた。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090204_1.html
世界経済フォーラム報告書:グリーンな投資に5,150億ドルが必要