（ペプシコ社より）

米国、ニューヨーク州パーチェス発－世界的な食品・飲料メーカーのペプシコ社は１月22日、自社製品のカーボン・フットプリントについて認証を受けるため、英国のカーボン・トラスト社とパートナーシップを結ぶと発表した。同社のトロピカーナ・ピュアプレミアム・オレンジジュースに、北米で初めてカーボン・トラスト社の認証マークが表示される。

「我々の厳しい認定基準に適合した北米初の企業として、ペプシコ社は前進した。自社製品のカーボン・フットプリント削減に向け、着実に対策を進めている」と、カーボン・トラスト社のチーフエグゼクティブを務めるトム・ディレイ氏は語る。

トロピカーナのカーボン・フットプリントに関する測定と認証は、英国規格ＰＡＳ2050に基づいたもの。カーボン・トラスト社は、ライフサイクルの各段階における科学的データを詳細に検証し、標準サイズである64オンス（約２リットル）容器入りオレンジジュースのカーボン・フットプリントに対して認証を与えた。

同社は、オレンジの栽培・圧搾から、商品の販売、容器の廃棄・リサイクルに至るまで、製品のライフサイクル全体を調査。各段階で直接消費されるエネルギー量を把握し、二酸化炭素（ＣＯ２）排出量に換算。各段階におけるＣＯ２排出量の合計値を商品のカーボン・フットプリントとみなす。この結果、同商品１個当たりのカーボン・フットプリントは1.7kgとなった。

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