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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年03月17日
「気候変動に関するニューヨーク市のパネル」 調査結果を市長が発表
カテゴリー:気候
(ニューヨーク市より)
米国ニューヨーク市のブルームバーグ市長は2月17日、ニューヨーク市における気候変動予測の調査結果を発表した。
気候変動の科学者や研究者、民間の専門家など一流のメンバーからなる「気候変動に関するニューヨーク市のパネル(New York City Panel on Climate Change, NPCC)」の調査によるもので、それによると、今後ニューヨーク市の気温は上昇し、海面もさらに急速に上昇するという。また、熱波や暴風雨、沿岸部の洪水などといった極端な気象事象もより激化し、頻繁に起こることが予測された。
ブルームバーグ市長は、「私たちが行動を起こさなければ、気候変動は現実に起こり、市に深刻な結果をもたらすだろう。市の気候変動適応策作業部会は、今回NPCCが打ち立てた予測を活用し、市の危機的なインフラを保護するための計画を策定する」と語る。
NPCCの調査で、今世紀末までに同市の平均年間気温は約2.2~4.2℃上昇することが予測された。年間降雨量も5~10%増加し、海面は約30.5~58.4センチメートル上昇する可能性があるという。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090317_1.html
「気候変動に関するニューヨーク市のパネル」 調査結果を市長が発表