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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年03月19日
自動車業界、2050年までに燃費効率50%改善へ
(国際自動車連盟基金より)
グローバル燃費イニシアティブ(Global Fuel Economy Initiative, GFEI)は3月4日、ジュネーブモーターショーにおいて、報告書「フィフティ・バイ・フィフティ(50 by 50)」を発表し、2050年までに自動車の1km当たりの燃料消費量を半減させる計画を明らかにした。
GFEIは、国際自動車連盟基金、国連環境計画(UNEP)、国際エネルギー機関(IEA)、国際交通フォーラム(ITF)の4機関が、世界規模で自動車の燃費向上を進めることを目的に設立した組織。
世界の自動車台数は、2050年までに3倍に増加する見込みで、気候変動に対処するには、運輸部門における二酸化炭素排出量削減と燃費改善を世界規模で実施することを最優先課題としなければならない。本報告書では、世界全体で年間60億バレルの石油と20億トンの二酸化炭素を削減する計画を打ち出している。
報告書は、既に開発されている、費用対効果の高いエンジンや駆動系を導入し、タイヤなど省エネ効果の高い部品や軽量素材を採用することで、目標達成は可能としている。GFEIは今後、各国政府、自動車業界、ステークホルダーなどと連携しながら取り組みを進める予定。
DSR指標= DSR指標とは?
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自動車業界、2050年までに燃費効率50%改善へ