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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年03月19日
ドイツ、「エネルギー政策ロードマップ2020:新しい思考、新しいエネルギー」を発表
(ドイツ環境省より)
ドイツ環境省次官マティアス・マハニヒは、2020年までのエネルギー政策の全体構想「エネルギー政策ロードマップ2020:新しい思考、新しいエネルギー」を発表した。次官は、このロードマップを「われわれが、現状で実現可能な現実的な構想」とし、具体的に以下のような構想を示した。2020年までに自然エネルギーを、電力全体量の30パーセント以上に増加させ、原子力発電所の段階的な代替と、化石燃料を使用する発電所の効率化を図る。さらに、交通部門においては、バイオ燃料の使用や、自動車輸送から鉄道輸送へのシフトによって、二酸化炭素の排出を20パーセント削減する。
また、近年自然エネルギーの奨励によって、エネルギー生産量が顕著に増えていることを受け、2020年には、さらに、1990年当時のエネルギー生産量の倍増を目指す。同時に、同年までにエネルギー消費を11パーセント削減する。これらの目標達成のために、発電所のさらなる効率化や、エネルギーの需要の効率性の見直し、また新たな法的な整備の必要性も示唆した。
ロードマップは、インターネットから直接ダウンロードし、入手可能。エネルギー政策で最重要な10分野に絞り、これまで達成されたものを分析し、さらに2020年までになされるべき内容が、具体的な示されている。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090319_2.html
ドイツ、「エネルギー政策ロードマップ2020:新しい思考、新しいエネルギー」を発表