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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年07月07日
スコットランド気候変動法案、議会を通過:2050年までに排出量80%削減
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(スコットランド政府より)
スコットランド政府は6月25日、気候変動法案がスコットランド議会を通過したと伝えた。この法案は、2050年までに排出量を1990年比で80%削減することを目標にしており、その対象には国際航空や国際船舶からの排出量も含まれる。また、中期目標として、2020年までに42%の削減を掲げて
いる。
気候変動担当のスチュワート・スティーブンソン大臣は、「スコットランドは、この法案を世界で最も野心的で包括的な気候変動法として誇ることができる。今年12月のコペンハーゲンでの国際会議に向けて、他の国々もスコットランの先導に続くことを期待している」と語った。
さらに同大臣は、「目標を設定すること自体が目的ではない、重要なのはその実行にある」と述べ、すでに公表した実行計画(Delivery Plan)の中で、目標達成の方針を示して行動を求めていることを伝えた。
(注)基準年については添付のDelivery Planを参照した。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20090707_1.html
スコットランド気候変動法案、議会を通過:2050年までに排出量80%削減