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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年09月14日
第3回世界気候会議:「気候サービスのための世界的枠組み」構築を決定
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(世界気象機関より)
スイス、ジュネーブ発─世界気象機関(WMO)は9月3日、8月31日から5日間行われた第3回世界気候会議(WCC─3)において、「気候サービスのための世界的枠組み」の構築を決定したと発表した。この世界的枠組みは、科学的知見に基づく気候予測およびサービスの作成、有用性、提供および利用の強化を目的としている。
「回避できない気候の影響に対する緩和策も適応策も、世界的な気候政策については科学的知見を基盤としなければならない。気候サービスのための世界的枠組みは、市町村、地域、国、そして国際の各レベルでの政策決定における気候科学の応用を強化するための大切な一歩である」と国連の潘基文事務局長は話している。
枠組み構築に向け、まずは今後4カ月以内に作業部会が承認され、発足する。その作業部会が、各国政府、パートナー機関、関係者と幅広い協議を行い、枠組みの作成と実施に向けた報告書を作成。これを基に、2011年に開催される世界気象会議において枠組み実施に向けた検討を行う。
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第3回世界気候会議:「気候サービスのための世界的枠組み」構築を決定