本文の先頭です。
日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2009年12月14日
UNEP、「クライメート・プレッジ・トラッカー」始動へ
カテゴリー:政治
(国連環境計画より)
デンマーク、コペンハーゲン発─国連環境計画(UNEP)は12月11日、世界中の人が各国の気候変動対策の提案と計画をオンラインで追跡できるウェブサイト「クライメート・プレッジ・トラッカー(Climate Pledge Tracker)」を始動させたと発表した。
コペンハーゲンで現在開催されている国連気候変動会議で出された新提案も盛り込んだトラッカーは、今まで発表された全ての国の約束を、産業化以前の水準から摂氏2度以下に抑えるための科学的目標と比較し、統合している。
現在トラッカーに掲載されているのは、中国やインドなど途上国を含む25カ国と欧州連合(EU)加盟27カ国の約束と提案。
「現在、世界中の目がコペンハーゲン会議に向けられている。このトラッカーがあれば、会議に参加している人もしていない人も、自分のオフィスや居間から18日までに納得のいく合意に調印しようという各国政府の熱意をモニターできる」とアヒム・シュタイナーUNEP事務局長は話す。
専門家の試算では、摂氏2度以下を達成する確率を50%にするには、2020年までに温室効果ガス排出量を二酸化炭素(CO2)換算で440億トン(44ギガトン)まで、2050年にはCO2換算で160億トン(16ギガトン)まで削減する必要があるとされている。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2009/20091214_1.html
UNEP、「クライメート・プレッジ・トラッカー」始動へ