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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年01月29日
国連平和維持軍 レバノン南部で森林再生プロジェクト開始
カテゴリー:社会
(国連より)
国連は1月15日、国連平和維持軍がレバノン南部で森林再生プロジェクトを開始したことを報じた。環境意識を高め、シュフール(Sh'huur)村住民に長期的な利益をもたらすことがねらい。
同プロジェクトの開始にあたっては、オーストラリアの駐レバノン大使ジーン・ダン(Jean Dunn)氏による植樹セレモニーが開催され、地元当局や国連レバノン暫定軍(UNFIL)の職員らが出席した。この組織的な取組みは、今後3カ月で、クルミ、オリーブ、マツなど合計2,300本の植樹を目指す。
UNFILは、今回のプロジェクトの一目標は、「住民の楽しみや、果物生産、近隣農地の生物多様性向上、同地域の養蜂家への間接的な支援を提供するため、住民に緑の空間を与えることにより、長期にわたって発展への効果をもたらしつつ、この地域を環境に優しい地域にすること」だと述べている。
国連平和維持軍は、2009年以降、気候変動への取組みを拡大しており、東ティモール、コンゴ民主共和国、グルジア共和国、レバノンなど世界中11の任務のもとで既に3万本近い苗木を植えているという。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20100129_1.html
国連平和維持軍 レバノン南部で森林再生プロジェクト開始