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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20100416

EUの世論調査:「生物多様性」の意味を知っている市民はわずか38%

カテゴリー:政治, 生態系, 社会

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(欧州連合より)

ベルギー、ブリュッセル発―欧州連合(EU)の欧州委員会は4月9日、生物多様性に対するEU市民の考え方を調査した「ユーロバロメータ」(EUの世論調査)の結果を発表した。これによると、「生物多様性」が何を意味するか理解していないEU市民が多く、また生物多様性の喪失に関する情報が十分に伝えられていないことも明らかになった。

「生物多様性」という言葉の意味を知っていたのはわずか38%で、聞いたことはあるが意味を知らないと答えた人は28%であった。生物多様性が失われる状況については、大多数の人は深刻な問題だと感じていたが、個人的に影響が及ぶとは考えておらず、すでに影響が及んでいるとする人は17%にすぎなかった。また、生物多様性を守る行動をしていないのは、「何ができるかよくわからない」が主な理由だった。

地球の生物多様性は脅威にさらされており、多くの種が絶滅に瀕し、地球の生態系サービスも劣化している。その要因としては、土地利用の変化、乱獲、汚染、外来種の導入、気候変動などがあげられている。2010年は国連の「国際生物多様性年」でもあり、欧州委員会は、生物多様性に関するEU市民の意識を高めるキャンペーンを開始した。

DSR指標= S DSR指標とは?

この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20100416_1.html
EUの世論調査:「生物多様性」の意味を知っている市民はわずか38%

 
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