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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年04月15日
世銀、南アの超臨界石炭火力発電と風力・太陽光発電に37億5000万ドル融資
(世界銀行より)
米国、ワシントンDC発-世界銀行の理事会は4月8日、南アフリカ共和国の大手電力会社のエスコムに対して、確実な電力供給の確保と、途上国における最大級の太陽光及び風力の発電所への財政支援として、37億5000万ドルの融資を承認した。
今回の融資は、16年前にアパルトヘイトが撤廃されて以来初めて、世銀が南アフリカ共和国に対して行う主な融資契約であり、世界的な経済危機から経済が回復し、電力へのアクセスを拡大するために発電容量が増加されることで、貧しい人々に直接的な恩恵をもたらすことを目指している。
融資のうち、30億5000万ドルは、メデュピでの4800メガワットの超臨界石炭火力発電所(OECD諸国で実績がある高効率タイプでアフリカ大陸では最初の設置)建設の完成に伴う費用に充てられる。
また2億6000万ドルは、100メガワットの風力発電計画と100メガワットの集光型太陽光発電計画に、4億8500万ドルは、温室効果ガス排出量を抑えるための鉄道による石炭の輸送を含む、低炭素なエネルギー効率向上を目指す取り組みに充てられる。
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世銀、南アの超臨界石炭火力発電と風力・太陽光発電に37億5000万ドル融資