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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年05月01日
世銀報告書:東アジアのエネルギー変革は実現できる
(世界銀行より)
シンガポール発-世界銀行は4月19日付けのリリースで、新しい報告書「変化の風:東アジアの持続可能なエネルギー未来(Winds of Change: East Asia’s Sustainable Energy Future)」によると、東アジアの主要国は、エネルギー効率に大規模な投資を行い、再生可能エネルギー源へ協調して切り替えることで、成長を損なわずに2025年までに温室効果ガス排出量を安定化させ、エネルギーの安全保障を高め、地域の環境を改善できると述べた。
報告書によると、過去30年間に、中国、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムなどの東アジアのGDPが10倍に増加したことで、エネルギー消費量は3倍になった。今後20年間に都市人口が50%増加し、同地域の工業化が続くにつれて、エネルギー消費量は2倍に増えると予測されている。
報告書では、現在の政府方針に従って開発が続く場合と、代替の低炭素な成長の道の二つのシナリオが作成された。代替の「持続可能なエネルギー開発(Sustainable Energy Development)」の道では、2030年までに再生可能エネルギーによって同地域の電力需要の大部分を賄うことができるという。
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世銀報告書:東アジアのエネルギー変革は実現できる