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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年05月29日
EU、中南米投資ファシリティを設立
(欧州連合より)
欧州委員会とEU議長国のスペインは5月18日、スペインの首都マドリードで開催された欧州連合(EU)と中南米・カリブ海諸国の首脳会議で、中南米投資ファシリティ(Latin America Investment Facility; LAIF)を正式に発足させた。欧州委員会は、2013年までに1億2,500万ユーロを拠出すると表明している。
LAIFの主要な目的は、(1)中南米諸国におけるエネルギーおよび輸送インフラを整備し、相互連結性を向上させること、(2)環境保護を強化し、気候変動による影響を抑制すること、(3)社会サービスインフラの改善と中小企業への支援を通じ、公平かつ持続可能な社会経済発展を促進すること。
現在、三つのプロジェクトが、LAIFの理事会で承認されている。一つは、中米諸国における中小企業者の環境投資向け融資の利用を促進するプロジェクトで、すでに最終承認を得ている。このプロジェクトは、ドイツ復興金融公庫と中米経済統合銀行(CABEI)の支援を受け、2010年後半より開始する予定。
このほか、エルサルバドルにおける水力発電プロジェクト、ニカラグアにおける持続可能な電化および再生可能エネルギーの国家プログラムが、LAIFの対象プロジェクトとして暫定的に承認されている。
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EU、中南米投資ファシリティを設立