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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年06月08日
オスロ会議:熱帯雨林を保護するための資金援助で合意
(気候と森林に関するオスロ会議より)
5月27日に開催された気候と森林に関するオスロ会議で、参加した50以上の国の首脳、閣僚、代表者らが、森林の減少に由来する温室効果ガス排出を削減するための合意を締結し、途上国での森林の減少及び劣化に由来する排出を削減する取り組みに対し、2012年までに約40億ドル資金援助すると約束した。
同日、地球規模の森林パートナーシップも設立され、熱帯地域にある途上国の森林の減少及び劣化の削減を目指す国際社会による緊密な協力体制のスタートとなった。参加国は、原住民などステークホールダーの代表の参加を受け入れるといった重要な基本原則でも合意に達した。このパートナーシップでは、途上国と先進国の2カ国の代表が共同議長を務める。
「森林減少の削減は排出量を大量に削減する最も早く、最も安い方法だ。今日の会議で、約50カ国が森林減少削減策を早期に実施する枠組みに合意した。これは、年末にメキシコで開催される気候変動交渉に先駆けて重要な一歩前進になるかもしれない」と議長を務めたノルウェーのストルテンベルグ首相は語った。
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オスロ会議:熱帯雨林を保護するための資金援助で合意