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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年06月23日
世銀、エジプトでの風力発電計画を支援
(世界銀行より)
米国、ワシントンDC発-世界銀行の理事会は6月15日、エジプトでの風力発電開発計画の支援として、2億2,000万ドルの融資を承認した。融資額のうち1億5,000万ドルは、クリーン・テクノロジー基金(CTF)が充てられ、中東と北アフリカではCTFによる初めての支援になる。
エジプトには世界で最も優れた風力資源があり、特にスエズ湾地域では、2022年までに7,200メガワット以上、ナイル川の東西岸ではさらに3,000メガワットを開発できる見込みである。エジプトは、大規模な再生可能資源開発戦略を打ち出しており、2020年までに総発電容量で再生可能エネルギー源が占める割合を20%にする計画をしている。
世界銀行のタスクチーム・リーダーのChandrasekar Govindarajaluは、「クリーンエネルギー源(風力発電)の開発を促進することで、(化石燃料に基づいた)火力発電が置き換えられる。それによって、温室効果ガス排出量を削減することが今回の計画の成果の一つである。さらに、今回の計画には、他にも応用が可能であることを強く示す複数の要素がある。エジプトの実績は、この地域において最も大規模であることから、ほかの多くの中東・北アフリカ諸国に適用可能になるだろう。」と述べた。
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世銀、エジプトでの風力発電計画を支援