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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2010年06月22日
国連報告書:破壊された生態系の修復が豊かさと雇用を生み出す
(国連より)
国連環境計画(UNEP)は6月3日、森林や湖沼などの自然保護区で、破壊または劣化したものを修復することが、豊かさや雇用を生み出し、貧困の解消で不可欠な方法になると述べる報告書を発行した。
「死んだ地球、生きた地球:持続可能な開発のための生物多様性と生態系の修復(Dead Planet, Living Planet: Biodiversity and Ecosystem Restoration for Sustainable Development)」と題する同報告書は、世界各地での数千の生態系修復プロジェクトを挙げ、地域社会や国の暮らしを変容させている30を超えるイニシアチブを紹介している。
UNEPのアヒム・シュタイナー事務局長は、「地球の生態学的なインフラは、人類に年間推定70兆ドル以上、あるいはおそらくそれを大幅に上回るほどの価値があるサービスを提供している」と指摘しながら、「自然資産と自然を基盤とする資産の不適切な管理が発展の妨げとなっており、その妨害の規模は、最近の経済危機を小さく感じさせるほどである」と述べた。
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国連報告書:破壊された生態系の修復が豊かさと雇用を生み出す