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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20101129

海底地殻で炭素を固定する微生物を発見

カテゴリー:生態系

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(オレゴン州立大学より)

米国オレゴン州コーバリス発―米国オレゴン州立大学の11月19日付けのリリースによると、海底地殻の生物活性を調査した世界初の研究で、炭化水素と天然ガスを食べて、炭素を固定するなど、驚くべき能力を持つさまざまな微生物が多数発見された。

「PLoS One」誌で発表された同研究の執筆者の一人である、オレゴン州立大学の海洋大気科学部のマーティン・フィスク教授は、「これはほぼ誰も調査したことのない新しい生態系だ。何らかの微生物が存在すると予測していたが、地球の奥深くでさまざまな生物学的機能が働いているとは驚きだ」と述べた。

また、報告書では、海底地殻の微生物が炭素貯留において、少なくとも遺伝的潜在能力を持つということが指摘された。さらに、深部地下環境へ大気中の炭素を送り込むことで、二酸化炭素を永久隔離するという一つの考えの信憑性を高める可能性も示された。

フィスク教授は、「これらの研究結果は、地球に住む私たちが関心を持つような、温暖化や石油流出汚染などの環境問題での簡単な解決策をもたらすわけではない。しかしながら、海底よりさらに深い未知のところに、生物活性の世界が存在しており、私たちはそれについて研究しなければならないということが示されている」と述べた。

報告書では、広大な海底地下環境での微生物の作用は、「海洋と大気の生物地球化学に多大な影響をもたらす可能性がある」とも指摘されている。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2010/20101129_1.html
海底地殻で炭素を固定する微生物を発見

 
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