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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20110124

暑かった地球の過去は、未来の気候のプロローグ

カテゴリー:気候

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(大気研究大学連合より)

米国、コロラド州ボルダー発―米国の大気研究大学連合(UCAR:University Corporation for Atmospheric Research)は1月13日付けのリリースで、遠い過去の気候変動の規模を見ると、人間社会がこのままのペースで温室効果ガスを排出し続けた場合、今後の気温が予想よりずっと上昇する可能性がうかがえる、と報じた。米国国立大気研究センター(NCAR)の科学者Jeffrey Kiehl氏の研究で明らかになった。

今回の研究では、何千万年も前の地球の気温と、当時の高かった二酸化炭素の大気中濃度との関係を調査。その結果は、「二酸化炭素が今世紀末までずっと今のペースで排出され続けたら、温室効果ガスの大気中濃度は、約3,000万~1億年前のレベルに到達してしまう」と警告するものとなった。約3,000万~1億年前、地球の平均気温は、産業革命以前のレベルよりも約摂氏16度高かったという。

Kiehl氏は、「地球の気温は、二酸化炭素の排出量に応じて、今後数百年、数千年にわたり徐々に上昇する可能性がある」と話す。最近のコンピュータモデルを使った地球化学の研究によると、濃度の高まった温室効果ガスは、何千年もの間、大気中にとどまる可能性もあるという。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20110124_1.html
暑かった地球の過去は、未来の気候のプロローグ

 
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