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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年03月30日
英スコットランド政府、世界最大の潮流発電プロジェクトを承認
(英国スコットランド政府より)
英国スコットランド政府は3月17日、同政府の承認により、世界最大の潮流発電装置がアイラ海峡に設置されることが決まったと発表した。
今回承認されたスコティッシュパワー・リニューアブルズ社による4,000万ポンド規模の潮流発電開発事業では、アイラ海峡のエネルギーを利用して、アイラ島の全世帯数の2倍を超える5,000世帯以上に供給可能な電力を発電する予定だ。10メガワットの発電施設は、新たな潮流エネルギー技術のさらなる開発に寄与し、アイラ島やジュラ島に経済・地域社会的恩恵をもたらすと同時に、同国の「海洋エネルギーの世界的リーダー」という地位を固めると見込まれている。
同事業について、同政府財務大臣兼持続的成長担当大臣のジョン・スウィニー氏は、「世界的な潮流エネルギー開発において画期的出来事」と語っている。
スコットランド海域には欧州の潜在的潮流エネルギー源の約1/4、波力発電能力の1/10があるという。同政府は、2020年までに電力需要の80%を再生可能エネルギーでまかなうという目標を設定しており、再生可能エネルギーの割合は2009年に27%で、2011年までに31%という中間目標は十分達成できる見込み。
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英スコットランド政府、世界最大の潮流発電プロジェクトを承認