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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年04月22日
英国:食品廃棄物のウォーター/カーボンフットプリントが明らかに
カテゴリー:社会
(廃棄物・資源アクションプログラムより)
英国のNPO、廃棄物・資源アクションプログラム(WRAP:Waste & Resources Action Programme)と世界自然保護基金(WWF)は3月22日、英国の家庭で捨てられている食料品のウォーターフットプリントとカーボンフットプリントを初めて調べた報告書を発表した。
『英国の家庭の食品廃棄物のウォーター/カーボンフットプリント(The Water and Carbon Footprint of Household Food Waste in the UK)』と題された報告書によると、英国の家庭で捨てられている食料品(毎年530万トン)を生産するために年間62億立方メートルの水が使われているという。これは、英国の水分要求量の6%、英国家庭による年間水使用量の2倍近くに相当する。
また、英国の温室効果ガス排出量の3%(二酸化炭素換算で1,400万トン)、海外でも二酸化炭素換算で600万トンが、英国の家庭で無駄にされた食料品に起因するものだという。
「温室効果ガス排出量は幅広く議論されてきているが、食料や飲料の生産に使用されている水は最近まで見過ごされてきた。しかし、英国内外での水の利用可能性や食料供給の安全保障に対する懸念の高まりは、食品廃棄物、水、気候変動の関係性を理解することが重要であることを意味している」とWRAPの最高責任者、リズ・グッドウィン氏は話している。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20110422_1.html
英国:食品廃棄物のウォーター/カーボンフットプリントが明らかに