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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年04月23日
調査報告:欧州、大多数がエコ移動に前向き
(欧州連合より)
ベルギー、ブリュッセル発―欧州連合(EU)は3月24日、欧州委員会による新たな調査結果を発表し、欧州には排ガス削減のために、車の価格と特性は妥協してもよいと考える人が多いことを明らかにした。
欧州委員会がEU全27カ国の2万5,570人を対象に行った世論調査ユーロバロメーター(Eurobarometer)によると、車を利用する人の約2/3が、排気を減らすために車の速度については妥協するだろうと述べたという。
さらに、車を利用する人の53%が、現行の自動車税を実際の利用状況に基づく新たな課税政策に切り替えることに賛同した。また大多数の人が利便性のために車を利用する一方で、EU国民の71%が、1枚の切符で全交通手段を利用できるなら、もっと頻繁に公共交通機関を使うと述べている。
運輸担当のシーム・カラス副委員長は、「これらの結果は、輸送手段をより持続可能なものにしようというEUの取り組みへの励みになる。人々がこの危機的状況を理解し、環境負荷削減に前向きになっている表れでもある。実走行距離連動型の課税政策や、1枚で全交通機関を利用できる切符といった優れた奨励策は最新の科学技術を導入しており、人々は十分な情報をもとに交通手段を選択できるようになるだろう」と語った。
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調査報告:欧州、大多数がエコ移動に前向き