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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年07月02日
米航空会社、廃棄物からのバイオ燃料に関してソレナ・フューエルズ社と基本合意
(米国航空輸送協会より)
米国、ワシントン発―米国の主要航空会社の業界団体である米国航空輸送協会(ATA)は6月20日、メンバーの航空会社7社が廃棄物バイオマスからのジェット燃料の購入に関して、ソレナ・フューエルズ(Solena Fuels)社と基本合意書を交したと発表した。
このバイオ燃料は、都市ごみや農業廃棄物を原料として、カリフォルニア州サンタクララ郡に建設されるソレナ・フューエルズ社の工場で生産される。バイオマスを高温でガス化し、得られた合成ガスから液体燃料を生成する技術(biomass-to-liquids:BTL)により、2015年までに年間1,600万ガロン(約6,056万リットル)のジェット燃料を生産する予定。
ソレナ・フューエルズ社との合意に向けては、アメリカン航空とユナイティド・コンチネンタル・ホールディングが中心的な役割を果たし、他のATAメンバー5社(アラスカ航空、フェデックス、ジェットブルー航空、サウスウエスト航空、USエアウェイズ)が加わった。さらにエア・カナダやルフトハンザドイツ航空なども参加している。
(注)BTLについては、下記のソレナ・フューエルズ社のサイトを参照した。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20110702_1.html
米航空会社、廃棄物からのバイオ燃料に関してソレナ・フューエルズ社と基本合意