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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年08月03日
欧州委員会、バイオ燃料の持続可能性を検証する初の認証機関を承認
(欧州連合より)
ベルギー、ブリュッセル発―欧州委員会は7月19日、バイオ燃料の持続可能性を検証する自主的な認証システムとして、7つの認証機関を承認した。欧州連合(EU)では、運輸部門における再生可能エネルギーの割合を2020年までに少なくとも10%にするとしているが、バイオ燃料(輸入も含む)については、一定の持続可能性基準を満たすことを求めている。
この基準の目的は、生物多様性に富んだ土地や、大量の炭素を貯蔵している土地(森林や泥炭地など)が、バイオ燃料の原料生産のために転用されないようにするもの。さらに、バイオ燃料の生産・サプライチェーン全体を通じた温室効果ガス排出が、化石燃料よりも35%以上削減されなければならないとしており、この削減値は今後さらに引き上げられていく。
今回、欧州委員会が認証機関として5年間の承認を与えたのは、「ISCC」、「Bonsucro EU」、「RTRS EU RED」、「RSB EU RED」、「2BSvs」、「RSBA」、「Greenergy」。これらの機関は今後、バイオ燃料がどこで、どのように生産されたかを検証し、基準を満たす製品に対しては証明書を発行する。
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欧州委員会、バイオ燃料の持続可能性を検証する初の認証機関を承認