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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年08月04日
欧エネルギー大手とドイツ鉄道、水力発電による電力供給で長期契約結ぶ
(RWEより)
欧州エネルギー大手RWE(本社:ドイツ)は7月25日、ドイツ鉄道に水力発電による電力を向こう15年間供給するという長期契約を同社と締結したと発表した。ドイツ鉄道は再生可能エネルギーによる電力調達100%を目標としている。
年間供給量は約9億キロワット時で、これは25万世帯1年間分の電力、あるいはドイツ鉄道の長距離高速列車の約1/3を1年間走行させる電力に相当する量だという。
ドイツ鉄道の最高経営責任者Ruediger Grube博士は、「気候保護はわが社にとって非常に重要だ。というのも、環境にやさしい移動を代表するものとして列車のような乗り物はないからだ。RWEと共に、わが社の列車を動かす電力を環境にやさしいものにし、そして二酸化炭素(CO2)排出量をさらに削減できるようになることを嬉しく思う。これにより、『列車の電力供給を再生可能エネルギー源へと完全移行する』というわが社のビジョンに大きく近づいた」と話している。
RWEは、再生可能エネルギーが特定の顧客に供給されることを保証する発電源証明書を発行しており、ドイツ鉄道へも発行する。また同社は、再生可能エネルギーによる発電容量を拡大するため、2013年までに40億ユーロ弱を投資する予定。
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欧エネルギー大手とドイツ鉄道、水力発電による電力供給で長期契約結ぶ