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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2011年09月08日
米国:家庭用冷蔵庫のエネルギー効率を25%向上させる新しい基準を発表
(米国エネルギー省より)
米国、ワシントン発―米国エネルギー省(DOE)は8月26日、家庭用冷蔵・冷凍庫のエネルギー効率を2014年までに約25%向上させるエネルギー効率基準の最終版を発表した。この新しい基準は、米国の家電業界団体や製造メーカー、消費者グループ、環境保護団体などの合意に基づいてまとめられたもの。
この基準により、一般消費者は、冷蔵庫の耐用期間を通じて電気代を200ドル以上節約できると見込まれ、これを国全体でみると、電気代の節約は2043年までに210億ドルを超える。家庭用冷蔵庫については、1970年代に初めて効率基準が設定されたが、それ以降すでに消費電力は3分の2以上減少している。その上、冷蔵庫のコストは下がり、収蔵スペースは増え、機能も増えている。
DOEの分析では、新しい基準により1年間に節約できる電力は340万世帯分に相当し、さらに、二酸化炭素排出量も30年間で3億4,000万トン以上削減することができるという。この基準は、連邦政府の官報に掲載されてから3年後に発効する。
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米国:家庭用冷蔵庫のエネルギー効率を25%向上させる新しい基準を発表