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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20111025

エチオピア:養蜂で気候変動と食糧安全保障に立ち向かう

カテゴリー:気候, 生態系, 社会, 経済

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(国連環境計画より)

ケニア、ナイロビ発-国連環境計画(UNEP)は10月14日、UNEPと国連開発計画(UNDP)が共同で実施している、「気候変動適応・開発イニシアティブ(Climate Change Adaptation and Development Initiative; CCDARE)」を通じ、エチオピアで失業中の若者たちが、養蜂の訓練を受け、定収入を得られるようになったと伝えている。

CCDAREは、サハラ以南アフリカ諸国と小島嶼開発途上国の地域社会で、気候変動適応プロジェクトを統合的に推進する機会を生み出すことを目指すイニシアティブ。エチオピアでは、気候変動と食糧安全保障への対処を目的として、養蜂と植林に焦点を当てた1年間のプロジェクトを実施し、農家や失業中の若者に仕事を与えている。

「かつて、雨季の間は、季節労働を探すためにティグレ州西部に移動するか、近くの町で薪や建築資材として売るために、森から木を切り出していた。しかし今は、CCDAREプロジェクトのおかげで、養蜂箱を作るためのスキルや道具を手に入れている」と、ティグレ州に住む25才の若者は話している。

養蜂は、雇用の受け皿となるだけでなく、エチオピアの食料危機に対処するための長期的かつ実効可能な解決策となっている。アフリカの角地域を襲う干ばつ被害は、エチオピアにも及んでいる。多くの国民が、農業に依存しているこの国では、食糧安全保障と生活改善のために、養蜂の重要性が再認識されているところである。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2011/20111025_1.html
エチオピア:養蜂で気候変動と食糧安全保障に立ち向かう

 
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