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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20120209

新研究:寒帯の泥炭地だけが政策検討で優遇されるべきではない

カテゴリー:生態系

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(オハイオ州立大学より)

米国、オハイオ州コロンバス発―オハイオ州立大学のウェブサイトの発表によると、気候が穏やかな地域にある淡水の湿地は現在政策で想定されている以上に、炭素吸収源として価値があるいう。この研究は『Global Change Biology』誌のオンライン版に掲載されているもの。

この研究は、オハイオ州の二カ所の湿地帯――水の流れがほとんどない湿地帯と、定期的に水が流れている湿地帯――にある複数の湿地を比較したもの。研究によると、流れのない湿地は、流れのある湿地と比較して、平均すると1年に約2倍の炭素貯蔵率を持つという。

また全ての種類の湿地は、世界の炭素収支における炭素隔離システムとして、現在受けている以上の評価に値するが、寒帯の泥炭地――有機物の堆積物を含む湿地――だけが政策の検討において優遇されるべきではないとのこと。

「私たちの全ての数値は、総じて、寒帯にある泥炭地の平均的な炭素隔離の割合と比較するとかなり高かった。しかし気候変動の領域においては、寒帯にある泥炭地の数値が幅を利かせている」とこの研究の筆頭著者でオハイオ州立大学のWilliam Mitsch教授は述べる。

例えば、オハイオ州の流れのない湿地帯は、1年に1平方メートル当たり平均317グラムの炭素を隔離していたのに対し、カナダとシベリアにある寒帯の泥炭地ではこの値は15グラムから20グラムであるとのこと。

DSR指標= R DSR指標とは?

この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120209_1.html
新研究:寒帯の泥炭地だけが政策検討で優遇されるべきではない

 
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