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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2012年07月03日
UNEP:効率的な照明への移行は、世界の年間電力消費の5%を削減できる
(国連環境計画より)
ブラジル、リオデジャネイロ発―国連環境計画(UNEP)とそのパートナーは6月21日、照明に関する150カ国の評価と、効率的な照明を進める世界各国の政策状況を示すグローバル・ポリシー・マップを発表した。それによると、効率的な照明に移行することによって、世界の年間電力消費の5%を削減することが可能で、世界全体で年間1,100億ドル以上の節約になるという。
途上国や中所得国では、白熱電球の段階的廃止による経済的節約と気候変動対策効果は、これまでの研究よりもずっと大きくなる場合があると、この照明評価は示している。すでに、途上国や新興国の約50か国が、UNEPと地球環境ファシリティ(GEF)主導の官民パートナーシップ「en.lighten」イニシアティブの支援を受け、2016年までに白熱電球を廃止する取り組みを行っている。
このような中、UNEPとそのパートナーは、14カ国の参加を得て、「効率的な照明のためのグローバル・パートナーシッププログラム」(Global Efficient Lighting Partnership Programme)の活動を2012年7月から開始する。参加国は、「en.lighten」イニシアティブの専門家の支援を受けて、非効率な照明を廃止するための国レベルの計画を策定する。
DSR指標= DSR指標とは?
http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2012/20120703_1.html
UNEP:効率的な照明への移行は、世界の年間電力消費の5%を削減できる