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日刊 温暖化新聞|伝える人になる
私もそうですが、「どうすれば伝わるか」は、つねに試行錯誤ですよね。ただ、その試行錯誤を次につなげていく工夫をすることで、自分の伝える力をより強くしていくことができます。
試行錯誤を次につなげるポイントは、「PDC」です。P:Plan(計画する)→D:Do(実行する)→C:Check(振り返る)という意味です。
たとえば、「今回はこういう言い方で伝えてみよう」と“計画”して、“実行”してみる。そして、伝わったかどうかを自分で“振り返る”。
「こういう言い方には、むっとしたみたいだ」とか、「あの例を話したときにはうなずいていた」と振り返ることで、「次もその例を話してみよう」「次は言い方を変えてみよう」と、自分の伝え方をどんどん改善していくことができます。
「正しいことだから伝わるはずだ」と思い込んだり、「何でわかってくれないのよ」と相手を非難するメンタリティになるのではなく、「伝えたい」と思っているのは自分なのですから、自分の伝え方を継続的に改善していくことで、「伝える力」を高めていきたい、と思うのです。
エダヒロより