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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年05月24日
NY市長「2012年までにイエローキャブ全車両をハイブリッド車に」
(米国ニューヨーク市より)
ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長は5月22日、1万3,000台以上ある同市のイエローキャブに対する排出・燃費基準を新設し、2012年までに全車両をハイブリッド車に切り替える計画を発表した。今後4年間で段階的に導入される新基準によって、同市のタクシー車両による二酸化炭素排出量は向こう10年間で半減される。これは民間所有の自動車3万2,000台を減らすのと同じ温暖化ガス排出削減効果がある。
現在イエローキャブとして多数使われているフォード車の燃費性能は1ガロンあたり14マイル(約6km/l)だが、新基準では新規車両の燃費性能を2008年10月からは同25マイル(約10.6km/l)、2009年10月からは同30マイル(約12.7km/l)まで引き上げるとしている。新基準の導入により初年度だけで8,525万リットルのガソリン量節減となり、年間燃料費も事業主当たりで1万ドルの削減につながる。今回の計画は、4月に発表された市の持続可能性向上を目指す政策「PlaNYC」の一環。
DSR指標= DSR指標とは?
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NY市長「2012年までにイエローキャブ全車両をハイブリッド車に」