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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20070829

米研究機関、スペリオル湖の水位が過去最低になると予測

カテゴリー:気候, 生態系

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(米国立海洋大気庁より)

米国の国立海洋大気庁(NOAA)は8月16日、スペリオル湖の8月の水位が月別の最低水位記録に近づいており、このまま水位が下がれば9、10月の水位が過去最低を記録する可能性があると発表した。

NOAAの五大湖環境調査研究所(Great Lakes Environmental Research Laboratory:GLERL)では、長期気候予測と水文条件を用いて五大湖の水位を12ヶ月前に予測することが可能。GLERLのシンシア・セリンジャー副所長は「スペリオル湖の水位は過去最低の1926年の182.97メートルよりも6cmほど高いだけにすぎず、引き続き水位が落ち込むことが見込まれる」と語っている。

スペリオル湖の水位は1978年以来、毎年10mmの割合で低下しており、過去10年間で約60cm下がっている。五大湖周辺地域では1997年以降暖冬が続いており、気温の高さと湖面の結氷が少ないことから冬季の蒸発率が増加している。さらに、まとまった雪の量が少ないことから春の雪解け水による湖への流水量も減少しているという。


DSR指標= S DSR指標とは?

この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20070829_2.html
米研究機関、スペリオル湖の水位が過去最低になると予測

 
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