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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年09月15日
森林伐採抑制を呼びかける「森林NOW宣言」成立
(世界樹冠計画会議より)
イギリス、ロンドン発-9月12日ロンドンで、国際研究ネットワークの世界樹冠計画会議(Global Canopy Programme)が推進する「森林NOW宣言(Forests NOW Declaration)」が成立。
各国政府に対して熱帯・亜熱帯地域の森林伐採について緊急な行動を促した。
同宣言はすでに200以上の森林業界の指導者、科学者、保護活動家、NGO、経済界の指導者に支持されており、炭素政策、熱帯雨林の保護を奨励する市場改革、二酸化炭素の回収と貯留など森林が提供する不可欠なサービスの保護を呼びかけている。
森林伐採は世界全体の炭素排出量の18~25%の原因になっており、運輸部門からの排出量よりも森林伐採による排出量のほうが多い。同宣言では、ブラジルを皮切りに、世界の主要炭素排出国と残された広大な熱帯雨林を旅する予定で、12月にはインドネシアのバリで開催される気候変動枠組み条約第13回締約国会議(COP13)に到着する予定。
ノーベル平和賞の受賞者で、グリーンベルト運動の創設者でもあるワンガリ・マータイ博士は、「炭素排出量を減らしながら、既存の森林や新しい植林、土壌、多様性、生活を守るためには、まさにアフリカなどの途上国の人々を援助する仕組みが必要」と述べている。
DSR指標= DSR指標とは?
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森林伐採抑制を呼びかける「森林NOW宣言」成立