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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年09月20日
IUCNレッドリスト発行:サンゴなどが絶滅危惧種に
カテゴリー:生態系
(国際自然保護連合より)
スイス、グラン発―国際自然保護連合(IUCN)が9月12日に発表した2007年版「絶滅の恐れのある生物種のリスト」(通称「IUCNレッドリスト」)によると、地球上の生物は急速に絶滅しつつあり、緊急に行動を起こさない限り、今後も絶滅し続けるという。
現在レッドリスト掲載されているのは41,415種で、そのうち、昨年の16,118種を上回る16,306種が絶滅の危機に瀕している。絶滅種は合計785種にのぼり、さらに65種が飼育または栽培下でのみ生息するという。哺乳類の4分の1、鳥類は8分の1、両生類の3分の1、世界の植物の70%がそれぞれ危機にさらされているとされる。
また本報告書で注目すべき点のひとつに、サンゴ礁が初めてレッドリストに掲載されたことが挙げられる。今回掲載されたのはガラパゴス諸島海域に生息するサンゴ10種で、そのうち2種が絶滅危惧IA類(Critically endangered category)、1種は絶滅危惧II類(Vulnerable category)とされており、エルニーニョや気候変動の影響がサンゴの主な脅威となっているという。
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IUCNレッドリスト発行:サンゴなどが絶滅危惧種に