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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年09月22日
ワールドウォッチ研究所報告書「EUは米国に緊急行動を促すべき」
(ワールドウォッチ研究所より)
米国、ワシントンDC発―ワールドウォッチ研究所は9月13日、エネルギーなど多くの重要な資源の消費は記録を上回る増加を続けており、その結果として、気候が混乱し、多様性も失われていると発表した。
同研究所の最新版『Vital Signs(邦題:地球環境データブック)2007-08』の中で報告したもので、同報告書では気候危機を引き起こしているエネルギーなどの資源の消費を抑制することが急務であることを示す44の傾向が紹介されている。
報告書プロジェクトリーダーのエリック・アサドウリアンは、ギリシャの大規模な森林火災や英国の洪水など、すでに気候変動の影響を実感している欧州は、世界の炭素排出量の21%を占める米国に対して気候問題に関する国際交渉に参加するように働きかけるべきだと指摘。アサドウリアンは、一人当たりの排出量が欧州の2倍の米国は、欧州にならい、「2050年までに温室効果ガス排出量の80%削減を目指すべき」と付け加えた。
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ワールドウォッチ研究所報告書「EUは米国に緊急行動を促すべき」