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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年10月17日
国連警告:熱帯感染症が温帯へ拡大
(国連より)
イタリア、ローマ発-国連食糧農業機関(FAO)は10月8日、西ナイルウィルスやクリミア・コンゴ出血熱など、元来は熱帯で発生していた動物疾病が欧州、米国、オーストラリアなどの温帯を含める世界各地に拡大しており、監視対策への投資を増やさざるを得ないだろうと警告。
感染症拡大の原因としては、グローバリゼーション、人と物の移動、観光産業、都市化、そして気候変動との関連性も指摘されている。FAOのジョゼフ・ドメネク獣医局長は「動物疾病について心配する必要がない国はない」と述べながら、動物の保健への強力な政治支援と資金援助、獣医サービスの充実が必要だと訴えている。
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国連警告:熱帯感染症が温帯へ拡大