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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年10月18日
鉄鋼業界、全世界で業界として気候変動対策に取り組むことに
カテゴリー:経済
(国際鉄鋼協会より)
ドイツ、ベルリン発-国際鉄鋼協会は10月9日、年次総会の理事会において、全世界で業界として気候変動対策に取り組む方式(Global Sectoral Approach)を承認したと発表した。
具体的には、主要鉄鋼生産国における製鉄所の二酸化炭素排出量データを収集し、国・地域別で2012年以降の削減数値目標を設定する。「欧州連合(EU)で導入されているようなキャップアンドトレード方式は二酸化炭素排出量の削減効果がない。排出量削減で成功している工場での生産抑制などは鉄鋼のような国際競争が激しい業界にとって解決策にならない。鉄鋼業界では、全ての主要生産国が参加し、生産単位での排出量削減に焦点を当てることが必要」とフィリペ・ヴァリン会長は語っている。
同協会は今年3月にも、排出量削減に寄与する生産技術の採用や資源リサイクルなど「気候変動政策コミットメント(Climate Change Policy Commitments)」を策定している。
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鉄鋼業界、全世界で業界として気候変動対策に取り組むことに