（国連より）

国連は10月30日、潘基文事務総長が翌週に南米、南極、および欧州を訪問すると発表した。今回の訪問は、12月にインドネシア・バリで開催される気候変動会合に先立ち、事務総長がこれまで進めてきた温暖化への取り組みをさらに進める目的で実施されるもの。

南米ではアルゼンチンのほか、チリではオゾン層破壊が進むプンタアレナスや気候変動の影響を被っている氷河を有するトレス・デル・パイン国立公園などを訪問、またブラジルではエタノール工場訪問や、アマゾン地域での先住民グループや研究者らとの面会が予定されている。また南極では調査基地を訪れ、欧州では「気候変動に関する政府間パネル（ＩＰＣＣ）」の会合が開催されるスペイン・バレンシアを11月17日に訪問の予定。

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