（国連より）

英国ロンドン発－国連世界観光機関（ＵＮＷＴＯ）は11月13日、ロンドンで気候変動に関するダボス宣言の批准を検討するための閣僚会議を開催。スイスのダボスで10月に採択された同宣言は、観光業界に「持続可能な成長を目指すならば、発展しつつある国連の枠組み内での、気候変動への早急な対応」を要請している。

ＵＮＷＴＯのフランチェスコ・フランジアリ事務局長は、「観光業界は、私たちの社会、経済進歩、貧困との戦いへの貢献で、中心部にある」と述べ、今回の会議は、「ダボス宣言に閣僚の判を押し」、気候変動がもたらす影響に対する世界的な取組みで、観光業界を常に最前線に配置することを目指していると付け加えた。

同宣言は、地球温暖化対策として、12月にバリで開かれる気候枠組み条約第13回締約国会議（ＣＯＰ13）でも報告される予定。

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