（米国エネルギー省）

米国、ソーパートン発－米国エネルギー省（ＤＯＥ）のサミュエル・ボドマン長官は11月６日、Range Fuels社のセルロース系エタノール精製所の起工式に出席し、「コスト競争力のあるセルロース系エタノールを生産することは、米国エネルギーの将来にとって重要な役割を果たす。この新しい精製所は、ＤＯＥの助成を受けて米国で初めて建設される６つの商業規模のセルロース系エタノール精製所の一つである。国産の代替燃料の使用を拡大することにより、環境保全とエネルギー安全保障に貢献するだろう」と語った。

セルロース系エタノールは、食料穀物の代わりに農業廃棄物や木、多年草などを原料に生産されるもの。これら６つの精製所が本格的に操業を開始すれば、年間1.3億ガロン以上のセルロース系バイオエタノールが生産される予定。

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