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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年12月12日
ワールドウォッチ研究所、中国の石炭利用データ発表
カテゴリー:エネルギー
(ワールドウォッチ研究所より)
米国、ワシントン発-米国のワールドウォッチ研究所は11月28日、地球環境データブックのアップデート情報を発表し、2006年における中国の石炭利用状況を明らかにした。これによると、中国の石炭利用は世界全体の39%で第一位。米国が18%で第二位、続いて欧州連合の10%、インド8%の順になっている。
この年、石炭は世界の主要エネルギー供給の25%を占め、化石燃料エネルギー全体の32%となっている。しかし、石炭は炭素含有率が高いため、化石燃料による二酸化炭素排出量全体の約40%が石炭からのものとされる。中国では石炭の需要が急速に伸びており、2006年に世界全体で増加した石炭利用のうち70%以上が中国であった。また、ここ10年間の増加に占める割合をみても、中国が60%以上となり、第二位のインド(10%強)を大きく引き離している。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2007/20071212_1.html
ワールドウォッチ研究所、中国の石炭利用データ発表