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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2007年12月28日
国連:バリ会合の成功を追い風に、先進国・途上国ともに気候変動対策を
カテゴリー:政治
(国連より)
国連事務次長補のロバート・オア氏は12月18日、成功に終わったバリ島での国連気候変動会議を受け、気候変動問題に対し、「先進国と途上国は同様に、会議成功の勢いに乗り続けなければならない」と語った。オア氏によると、バリ会合は、ありきたりなものではなく、格別な国連会議で、会合に寄せられた高い期待を決して裏切らなかったという。
バリ会合に向けて、国連の潘基文事務総長は事前に、「2012年に期限切れとなる京都議定書後の枠組み決定」「そのための強固な行動指針」「2009年までに議論を完結させるための具体的なタイムテーブル」について議論を開始するとの目的を設定していたが、これら3つはすべて達成された。
オア氏は今回、途上国と先進国がともに気候変動に真剣に取り組むことを示す「明らかな兆しが見られた」とし、途上国の前向きな姿勢と、先進国の技術・経済面の構えを評価。京都議定書には含まれなかった森林破壊と土地利用について議論されたことにも言及し、今回の成功を強調した。同氏は、「話し合いのペースを上げ、実行の段階に入らなければならない」とし、通常は年一回だけのところ、来年開かれる4つの会議に期待を寄せている。
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国連:バリ会合の成功を追い風に、先進国・途上国ともに気候変動対策を