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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年01月07日
オランダの大学、5500万年前の連鎖反応による暴走温室効果を示す初の研究を発表
カテゴリー:気候
(ユトレヒト大学より)
オランダのユトレヒト大学は12月20日付けの『ネイチャー』誌で、5500万年前の急速な地球温暖化を引き起こした連鎖反応を示す新しい共同研究の結果を発表。同大学が現在の米国ニュージャージー州にある5500万年前の暁新世・始新世境界の温度最大期(PETM)の海底の堆積物を調査したところ、温室効果ガスの大部分はさまざまな出来事の連鎖反応によって放出されたことが明らかになった。
激しい火山活動で大気中のCO2濃度が高まり、温室効果による影響で地球温暖化が進行した結果、海底のメタンハイドレード(大量のメタンを含む物質)が溶け出し、大気中に大量のメタンが放出されたと考えられている。これにより、地球温暖化が悪化し、気温は約6℃上昇した。今回の研究結果により、地球温暖化が貯蔵された炭素を大気中へ大量に放出するメカニズムを刺激する可能性が裏付けられた。
DSR指標= DSR指標とは?
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20080107_1.html
オランダの大学、5500万年前の連鎖反応による暴走温室効果を示す初の研究を発表