（米大都市水道協議会より）

米大都市水道協議会（ＡＭＷＡ）は12月13日、気候変動が全米各地の水供給に与える影響についてまとめた報告書「気候変動が都市部水道施設に与える影響（Implications of Climate Change for Urban Water Utilities）」を発表した。

同報告書は、全米４地域（内陸西部、南西部、東部・中西部、沿岸部）に関して、水循環（蒸発・降雨）の加速や水質汚染、海面上昇、陸上・水界生態系への負担など、気候変動の影響が今後どのように現れるかを予測。さらに、短期的な適合策の必要性を確認するための脆弱性評価の実施や水資源問題対策の戦略を講じるための水道施設間における協力体制計画の策定など、各地の水道局や水道施設が気候変動の影響に備えるための行動についても提案している。

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