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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年02月10日
英国王立協会、報告書「持続可能なバイオ燃料:展望と課題」を発行
(英国王立協会より)
英国王立協会は1月14日、持続可能な輸送用バイオ燃料を開発するための政策および研究について提言する報告書「持続可能なバイオ燃料:展望と課題(Sustainable biofuels: prospects and challenges)」を発行した。
同協会は、専門家による部会を設け、環境保護や持続可能性という幅広い文脈の中で、効率的な輸送用バイオ燃料を開発するための科学的・技術的展望を検討し、その結果を同報告書にまとめた。
報告書は、「バイオ燃料は気候変動やエネルギー供給問題の対策として有益な役割を果たす可能性を持っている」と結論付ける一方で、「既存の政策的枠組みや目標では、バイオ燃料消費による温室効果ガス排出量を削減する重要な機会、そして広範囲におよぶ環境的・社会的恩恵を享受するための重要な機会が損なわれている」と指摘。適切な政策や経済手段でバイオ燃料開発を支援しなければ、結果的に環境や社会に悪影響を及ぼすような非効率的なバイオ燃料のサプライチェーンに縛られてしまう危険性がある、と警告している
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20080210_1.html
英国王立協会、報告書「持続可能なバイオ燃料:展望と課題」を発行