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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年02月12日
英国王立協会、ザ・ネイチャー・コンサーバンシーのバイオ燃料研究にコメント
(英国王立協会より)
米環境団体ザ・ネイチャー・コンサーバンシーのバイオ燃料研究がサイエンス誌に発表されるのを前に、英国王立協会は2月7日、この研究に関するコメントを発表した。英国王立協会のバイオ燃料研究を率いるジョン・ピケット教授は、「バイオ燃料は運輸分野の温室効果ガス削減に重要な役割を果たす可能性がある」とするものの、「同じバイオ燃料でも、原料となる作物がどのように栽培されて、どのように燃料に転換されたか、燃料としてどのように使われるかによって違いがでてくる」と述べる。
さらに同教授は、「すでにバイオ燃料がグローバル市場に組み込まれつつある中、人々にとっても環境にとっても望ましいバイオ燃料を促進するためには、炭素証明や持続可能性基準などを採用して評価することがどうしても必要だ」とし、また、その際には「バイオ燃料による悪影響を単に一つの場所から別の場所に移すだけにならないよう、国際的なレベルで実施すべきだ」としている。
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20080212_2.html
英国王立協会、ザ・ネイチャー・コンサーバンシーのバイオ燃料研究にコメント