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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年02月13日
米金融機関、電力会社への融資に関する環境ガイドライン作成
(シティグループより)
米国、ニューヨーク発-ウォール街の大手金融機関3社、シティグループ、JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレー、は2月4日、米国の電力会社への融資に際して気候変動対策を評価するガイドライン「カーボン・プリンシプル」(The Carbon Principles)を作成したと発表した。このガイドラインは、電力事業の温室効果ガス排出に伴う「カーボンリスク」を考慮したもので、これら金融機関が大手電力会社と協力し、また環境NGOの助言を受けながら作成した。
このガイドラインのもとでは、電力会社が石炭火力発電のような二酸化炭素排出量の多い技術を採用する場合は、より厳しい事前調査を行い、そのリスクを融資決定に反映させていく。
ガイドライン作成に関った環境NGOの一つであるエンバイロメンタル・ディフェンスのマーク・ブラウンステイン氏は、「温室効果ガスの削減が緊急の課題となっている今、このガイドラインは発電の選択肢を適切に評価していくための第一歩である」と述べている。
DSR指標= DSR指標とは?
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http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20080213_1.html
米金融機関、電力会社への融資に関する環境ガイドライン作成