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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース
2008年02月22日
ドイツ3都市 公害車を禁止
(ICLEI(イクレイ―持続可能性をめざす自治体協議会)より)
ICLEI(イクレイ―持続可能性をめざす自治体協議会)は2月20日、ドイツの3都市が新しい大気汚染対策を1月に開始したと発表した。ドイツの環境NGOが、「これまでで最も真剣な試み」と語るこの対策は、汚染レベルが最も高い車の市中心部への乗り入れを禁止するというもの。
対策の実施を始めたのは、ベルリン、ケルン、ハノーバー市で、この3市では、触媒コンバータやディーゼル車用排ガスフィルターを装備していない車で市中心部に入ることはもうできなくなった。
3市内で車を運転する者は、車の排ガスレベルがわかるステッカーを表示しなければならない。レベルごとに、赤、黄、緑のステッカーが用意されており、大気汚染規制に適合している車には緑色が与えられる。ベルリンでは120万の登録車のうち80パーセントがこの緑ステッカーを受けている。ケルンでは28万、ハノーバーでは36,000以上の車に緑ステッカーが配布された。
ベルリンでは、緑ステッカーなしで市中心部に入ると40ユーロ(約6,400円)の罰金。緑に限らず、ステッカーを貼らずに入った運転手にも同額の罰金を課しており、免許証のポイントもマイナスとなる。
DSR指標= DSR指標とは?
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ドイツ3都市 公害車を禁止