（英国政府ＨＰより）

英国政府は３月13日、一般住宅所有者が炭素排出量を削減するのに役立つ太陽光パネルや地熱利用ヒートポンプなどの自然エネルギー利用技術を住宅に導入することに対して、新たな規制を承認した。

これにより、４月６日からすべての住宅所有者は、許可を得なくても、太陽光パネルなどの自然エネルギー設備を設置することができるようになる。

現在、熱や照明など家庭内で消費するエネルギーは、約4,000万トンで英国の全炭素排出量の27％を占める。自然エネルギーを家庭に導入したいと考えている住宅所有者は多いが、現在の状況では設置の申請や許可を得るまでに時間や費用面で延期せざるを得ないケースが少なくない。

議会で決定したこの新しい規制で、新たに10万家庭が自然エネルギーを導入し燃料費と炭素排出量を減らせる見込み。

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