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日刊 温暖化新聞|温暖化ニュース

20080322

キルギス共和国で森林破壊が深刻化

カテゴリー:気候, 法律, 生態系, 社会, 経済

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(ENSより)

キルギス共和国、ビシュケク発-キルギス共和国の環境保護団体が、国内で進行する森林喪失のスピードに警告を発している。このままのペースで森林伐採が進むと、中央アジア全体で水不足や自然災害による被害が頻発するという。同国の森林は、中央アジアの生態系にとって重要な構成要素であり、地球温暖化を引き起こす二酸化炭素を吸収するだけでなく、中央アジアの水源である氷河とも密接な関係がある、と専門家は述べる。この警告は、同国の環境保護・森林庁が2月初旬に発表した森林調査のデータを基に示された。

同庁の調査によると、50年前の同国の森林面積は、国土の6~8%であったとみられているが、現在の森林面積は、国土のわずか4.3%にすぎない。森林の多くは第2次世界大戦後の1940年代から50年代に、暖房や調理などの燃料用として使われたが、ソ連崩壊後の15年間に商業目的の違法伐採が進み、森林破壊が深刻化した。

しかし、違法伐採には、地方の役人から専門家、警察官に至るまであらゆる人が関わっているうえに、森林管理官やパトロールの車の数も不足しているため、これをなくすことは難しいという。もっとも2006年以降は、原生林の貴重種の伐採を3年間、一時的に禁止する措置が発令され、伐採そのものは減少している。

これに対し、環境保護団体BIOMの副代表、イリヤ・ドマショフ氏は、政府の不十分な森林管理を指摘し、「この国の森林は、生態系の機能を果たせないほど悲惨な状態だ。森の内側から劣化している」と、残された森林の荒廃を危惧する。また、政府は森林の喪失が洪水や地滑り、干ばつといった自然災害の危険性を高めることについて、地域住民に対し十分に教育する必要がある、と忠告している。

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この記事のURL

http://daily-ondanka.es-inc.jp/news/2008/20080322_1.html
キルギス共和国で森林破壊が深刻化

 
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